廃車手続きの代行業務のお仕事をしています

私の長年の友人に、「自動車の廃棄手続き代行業」を最近始めた男がいます。そいつとは、高校・大学と同じ学校に通い、それなりに仲良くしていましたが、今思い出しても常に車に乗っていた気がします。実際にその頃の写真を見ても、旅行などに出掛けた際は、かなりの確率でその男の自動車が何らかの形で写っています。要するに、いわゆる根っからの「カーマニア」という訳です。
私もその友人も、大学卒業と同時に働き始め、別の会社に就職したこともあり、以前ほどは接点が無くなりましたが、それでも時々は当時の仲間で集まり、近況を報告し合っていました。それぞれ社会人ということで、飲み会の形になることがほとんどでしたが、2・3回ほど前のこの会で、冒頭から紹介しているこの友人が、不意に「俺、今は廃車手続きの代行業務のお仕事をしています!」と報告したときには、集まっていた仲間一同が驚きました。

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何故なら、この突然カミングアウトした友達は、私たち同期の中でも一流企業に就職できた数少ない人物だったからです。
「いや、廃車手続業はいいけど、お前、勤めていた会社はどうしたんだよ?」と聞く私に、「どうしても車に関係する仕事がしたくなってさ。三か月ほど前に辞めた!」と返すその友達。どうやら、就職していた会社ではまったく車に関連しない仕事ばかりに携わっていたようで、本人にはそれが我慢ならなかった模様です。